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銀監会はこのほど、浙江省杭州市に開業申請をしていた浙江網商銀行を含む民間金融機関5行について開業を批准すると発表した。インターネットユーザーの間では、ついに「阿里巴巴銀行」ができると話題だ。idcps.comが伝えた。

浙江網商銀行は小口金融商品などを扱う浙江蚂蚁小微金融服务集团有限公司(小微金服)などが出資して設立するインターネット専用銀行で、主に20万元以下の貯蓄商品と500万元以下の金融ローン商品を取扱う。

筆頭株主の小微金服は、阿里巴巴グループの子会社である浙江阿里巴巴電商を前身としているが、2014年6月に阿里巴巴が金融事業の切り離しを行ったタイミングで現在の社名に変更し、阿里巴巴は全ての株式を手放している。そのため関係者は「阿里巴巴銀行と呼ばないでほしい。正確にはもうグループの傘下ではない」と困惑気味だ。

中央財経大学中国銀行業研究センターの郭田勇主任は、「今回批准された5行の位置付けを見る限り、阿里巴巴銀行と呼ばれる浙江網商銀行の開業が既存の金融機関に与える影響は大きい」と予想する。同行が扱う小口金融商品は地域の制限がない上、リスク管理や販売において阿里巴巴のビッグデータ分析ツールが強力な武器になると分析している。