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中国電信と中国聯通が、共同で新しいCDN会社を設立することが、このほど明らかになった。中国電信の幹部が明かした。idcquan.comが伝えた。

この幹部によれば、合弁に向けた話し合いは半年ほど前から行われており、間もなく設立登記が行われるという。新会社の運営は中国電信クラウドコンピューティング分公司が担当するとしている。

中国電信の王暁初董事長は先日行われた広東視察の際に、「中国聯通と共同でCDN会社を設立して、我々のインフラ運営の質を高めたい」と述べ、他社との競争を意識している様子を見せた。

2013年の中国のCDN市場規模は22億元で、前年に比べ50%増加した。中国最大のCDNサービス会社、網宿科技の株価は2013年3月から2014年3月までの1年間に560%も値上がりするほどで、米株式市場に上場する藍汛の株価も575%値上がりしている。現在の市場シェアは網宿が43.8%、藍汛が40.1%、帝聯が11.8%となっており、上位2社が8割以上を握っている状況だ。中国電信はDC数、サーバー数、ネットワークのカバー規模、資金規模など多くの面で網宿や藍汛を上回るが、常に「ネットワークの南北問題」に悩まされてきた。

中国電信と中国聯通が合弁でCDN会社を設立すれば、この問題が一気に解決すると期待されており、そうなれば網宿や藍汛にとっては大きな脅威になると分析する関係者もいる。