中国

2015年上半期(1-6月)の三大通信キャリアの業務報告がこのほど出揃い、3社の純利益の合計は752.35億元に上ったことが分かった。前年同期に比べ0.7%の減少となったが、3社とも業務の転換が進んでおりクラウド事業をはじめとする新事業の売上が急増している。

中国聯通(チャイナユニコム)の同期間中の売り上げは1446.85億元で、このうち通信サービスの売上が同5.3%減の1202.67億元だった。通信サービスの売上は減少傾向にあるが、サービスの品質やバランスは改善が続いており、非言語サービスが売上に占める割合は同8.8ポイント増の68.3%に達した。

中国移動(チャイナモバイル)の同期間中の売上は3407.27億元で、このうち通信サービスの売上は同0.5%増の2995.27億元だった。4G 契約数は直近半年で1億件を増えており、市場の発展をけん引している。

また中国電信(チャイナテレコム)の同期間中の売上は1649.53億元で、このうち通信サービスの売上は1470.22億元で前年同期とほぼ横ばいだった。

純利益でみると、中国聯通は同4.5%増の69.9億元、中国電信は同4%減の114億元、中国移動は同0.8%減の572.65億元だった。3社の合計は752.35億元で、前年同期の758.31憶元からわずかに減少した。これは主に通信費用の値下げや4Gサービスの競争激化が原因とみられる。

一方で新事業の売上をみると、中国電信のクラウドサービスは同54%増の4.7億元、中国聯通のIDCおよびクラウドサービスは同36%増の34.3億元と好調な伸びを見せている。