中国

中国電子商務研究センターが発表した「2015-2016年中国輸出越境EC発展報告」によれば、2015年の中国の越境EC取引額は5.4兆元で、前年同期に比べ28.6%増加した。このうち輸出は4.5兆元で、同26%の増加だった。

輸出越境ECのうち、BtoB取引は3.78兆元で同25%増、BtoCの小売取引は7200億元で同33.3%増となった。

同センターBtoB越境EC部の張周平主任によれば、BtoCの小売取引の顧客は主に北米、欧州、ASEAN、日本に住むローエンド層で、3C製品やアパレル、アウトドア用品の購入が多いという。一方、海外向けに越境ECを行う企業や店舗は主に広東省、浙江省、江蘇省、福建省、上海市、北京市に集中しており、将来は中西部地域からの販売も増える見通しだ。取扱商品は3C製品が全体の37.7%、アパレルが10.2%、アウトドア用品が7.5%となっている。

報告では、越境ECの輸出は引き続き安価な商品を中心に成長すると予測しており、欧米経済の低迷や為替相場の下落などが引き金となって成長は鈍るとの見通しを示している。