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アリババの偽物対策チームとスポーツ用品製造大手の米SPALDING社はこのほど、安徽省定遠県でバスケットボールなどの模造品を製造販売するグループの摘発に協力したことを明らかにした。

今回摘発した工場ではSPALDINGのほか、ナイキやアディダスの偽ボールを製造しており、押収した商品はバスケットボールとサッカーボールが合計5013個、ナイキとNBAの偽タグがそれぞれ2万1480枚と8220枚、SPALDINGの偽タグが605枚に上る。

工場の責任者らがECサイトで模造品を販売した記録や、微信やQQで卸売業者などとやり取りしたデータが手掛かりとなり、今回の摘発につながった。

アリババはメーカーと共同でビッグデータを利用した犯罪捜査への協力を行っており、過去半年間で模造品のボール等の製造拠点5カ所を突き止めている。2016年1月から11月までに、公安の捜査に協力した模造品事件は400件あまりで、アパレルから電化製品、スポーツ用品、自動車部品など多岐にわたる。全国の製造工場や倉庫など633カ所を捜索し、摘発された模造品の金額は約30億元に上る。